5月27日に放送された『嵐にしやがれ』(日テレ)の番組内容に対し、作家の村山由佳さんが苦言を呈しました。

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暴露された出版業界の枕営業



5月27日の『嵐にしやがれ』では芥川賞作家となった又吉直樹さんによる「本を読まない人のための文学講座」というコーナーが放送されました。

そこでは又吉さんが絶対にハズさない本選びのコツや、自分の本棚にある本から本を読まない人でも面白く読める本などを紹介。

その後は「本を読まない人にも知ってほしい出版業界の苦労話」として、出版プロデューサーの吉田浩氏が出てきて「本は見た目が勝負」とタイトルや装丁により売上がぐんと変わるという裏話を披露するまでは非常に興味深いものだったのですが、「女性作家をめぐるイケメン合戦」として披露されたエピソードはマズイものでした。

[以下引用]

女流作家はイケメン編集者の原稿の方が先に仕上げる傾向があるそう。ちなみに、こんな話も・・・ある編集者が女流作家から夜自宅のベッドルームに招かれた。そこでネグリジェの後ろの半分おりたファスナーを指して「ねぇお願い」と言われたそう。その編集者は“上げなかった”。そのおかげで、その作家から3冊も書いてもらうという功績をあげたのだとか。

[番組公式サイト]



これには嵐のメンバーも又吉さんも苦笑いで、二宮和也さんが「我々に何を伝えたいんですか?」と吉田氏にツッコミを入れてオチがつきましたが、これ、非常に微妙な話ですよね。

イケメン編集者の方が先に上がる、まではいいですが、ファスナーを「上げなかった」編集者は何をしたのかという。

さらに、途中、この吉田さんは「二宮くんならどうする?」と質問し、二宮さんは「ファスナーをあげる」と答えたところ、「はい、クビー!」と一刀両断しておりましたが、出版業界はそれでクビが飛ぶ世界なんでしょうかね。

非常に微妙ですが、わざわざ公式サイトにこのまま載せてるわけですから、『嵐にしやがれ』の制作陣はこれがとてもおもしろいものとして自信を持って放送したということなのでしょう。

作家・村山由佳の苦言



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これについて、作家の村山由佳さんがTwitter上で苦言を呈しました。







女性作家としてはかなり腹立たしい話だったでしょうね。

「女性作家はイケメン与えておけば仕事してもらえる」とバカにしているようなものですし、それを当たり前のように全国放送で言われては、バカにするなという感じでしょう。

これは飲み屋で話すネタとしてはもしかしたらおもしろいかもしれませんし、実際そういうこともあるのかもしれませんが、『嵐にしやがれ』は家族向けのバラエティで、嵐のファンには中高生もいると思うと、なんでコレを放送することを決めたのかと疑問です。

しかも、途中までは「本を読まない人のための文学講座」で、割とちゃんとした内容だったのに。

日テレはバラエティが好調ですが、これはなかったですね。

「笑えることとそうでないこと、ちゃんと考えた上で番組を作ってほしい、というのが、真摯に創作に向き合う者の願い」とありましたが、視聴者もそう思っています。

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