欅坂46が10月22日のハロウィーンライブで着用した衣装が「ナチス・ドイツ」の軍服を彷彿とさせるデザインであると物議を醸した問題で世界中に波紋が広がっていますが、イスラエル大使館からセミナーへ招待され、さらにネットの不安を煽っています。

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問題となったのは、メンバーがライブで着用した黒いマントとナチスの徽章に似た鳥のマークをあしらった帽子です。

ライブの直後からネット上は騒然となり、英大衆紙のデーリー・ミラーやデーリー・メール、AFP通信など海外メディアが敏感に反応して記事にしたことで世界中に拡散されました。

[以下引用]

世界最大といわれるユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」(本部ロサンゼルス)は31日、公式HPにメンバーの写真とナチス・ドイツの軍服のイラストを掲載(写真)した上で、「我々はグループのプロデューサーである秋元康氏とソニー・ミュージックに対し、この不適切で侮辱的な表現について謝罪を求める」「10代の若者がナチス風の衣装を着てステージや観客席で踊っているのを見ることは、ナチス大量虐殺の犠牲者に多大な苦痛を引き起こす」「このパフォーマンスはナチスの被害者の記憶を貶め、他国の若者に誤ったメッセージを送ることになる」と非難する事態に発展している。

[日刊ゲンダイ]



SWC以外にも、在日イスラエル大使館は公式のフェイスブック上で「メンバーの皆様をホロコースト(ドイツでのユダヤ人大虐殺)に関する特別セミナーにご招待させて頂きたい」というメッセージを公開しています。

確かに無知は罪ですから、メンバーも含めてデザイナーなど関わった人たちは受講すべきでしょうね。

今回問題なのは衣装だけでなく、振り付けもナチス式の敬礼ポーズに見えるものがあり、それを指示した人は何を考えていたのか。

※こういうポーズ

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欅坂サイドは、レコード会社であるソニー・ミュージックが1日に「ご不快な思いをさせ心よりおわび申し上げます」とウェブ上に謝罪文を掲載。

プロデューサーである秋元さんも「プロデューサーとして監督不行き届きだった」と謝罪しています。

しかし、「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」という発言は責任逃れと言われても仕方ないですよね。

で、デザイナーの尾内貴美香さんは、当初、10月24日にツイッターで「衣装がナチスっぽいとネットがザワついていますが、大丈夫でしょうか?」という指摘を受けた際、「デザインソースは全然違うところなのですが…」「ザワつくほど話題性がある欅はすごいですね」「もし自分が衣装に関わらなくなったら何かを察してください!笑」と返答していました。

また、10月25日には「いつ辞めても後悔の残らないようなに毎回精一杯作らせてもらっているので、何かあっても後悔はないですけどね」(原文ママ)とツイートしていたのですが、現在は削除されています。

ちなみに尾内さんは「デザインソースは全然違うところ」としていますが、雑誌のインタビューでこの衣装について、「軍隊っぽい感じを取り入れたいのでかっこいいと思う衣装を作ってくれと依頼されたので、世界の軍服やアニメの軍服を参考にして衣装を制作しました」 と話しています。

軍服を参考にしたなら「デザインソースは全然違う」とまで言えないでしょうし、その参考にしたものが間違っていたのではないでしょうか…。

今回作った屋内さんの常識の無さはもちろんですが、衣装として表に出すまでに関わった人が誰もストップをかけなかったというのがびっくりです。

ネットではこれを機に欅坂の解散、そして秋元康さんの引退を求める声も多くあがっています。

これから年末に向かい、音楽番組の特番で表に出ることも増えるでしょうが、どんな顔をして出て来るのでしょうか。

※指原莉乃さんは欅坂をひどくライバル視していましたね。

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