4月17日、嵐がデビューしてからブレイクするまでの軌跡を描いた本『嵐、ブレイク前夜』が発売されます。



この本はジャニーズ公式本ではありませんが、元「嵐」側近スタッフ一同として嵐をデビュー当時から担当していた元マネージャーが書いた暴露本ということで、嵐のかなり近くにいる人間でなければわからない意外すぎる姿が暴かれており、信ぴょう性もあるのではと話題になっています。



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この本で明かされた衝撃的な事実はメンバー間の“不仲”ぶりです。



SMAPで言えば中居正広さんと木村拓哉さん、KAT-TUNでいえば、その昔は亀梨和也さんと赤西仁さん、Kis-My-Ft2でいえば北山宏光さんと藤ヶ谷太輔さんというように、その真偽はともかくとして、グループ内にはライバル関係というか、ちょっとした不仲が噂されるメンバーがいるのが当たり前ですよね。



しかし嵐はとにかく5人全員が仲良しのグループと言われ、だから好きというファンも多く、そのイメージが人気を支えてきました。



にも関わらず、実際にはなかなかギスギスしていたようで…



その一例としてあげられているのが、二宮和也さんと松本潤さんで、この二人は「結成から数年は仕事以外ではろくに口もきかないほどの不仲だった」そう。



[以下引用]


というのも「裏方志向が強く、制作や演出の仕事がしたくてジャニーズを辞めることも考えていた」という二宮は、「常にガツガツとしている松本が苦手」で、逆に松本は松本で「何かにつけてゆるく見える二宮がそれでいて人気があることに、釈然としない思いを抱いていた」のだという。



それでも、不満をあからさまにしない二宮に対し、松本はイライラを隠さなかったというが、松本の苛立ちには理由がある。



当初、事務所側は派手なルックスの松本を、嵐の“キムタク”(=センター)として売り出す戦略をとっていた。だが、デビューから2年後の2001年、大手広告代理店に依頼し大々的なマーケティング調査を行ったところ、なんと「メンバーの人気順位で松本がまさかの最下位」という衝撃の結果が判明し、松本をセンターから外すことに。あわてふためいたスタッフは緊急に「(松本以外の)誰をキムタクにするか」会議を開くのだが、「ほかに誰かいる?」「いない」「どれも一緒」ということで、苦肉の策として「センターを固定しない」という戦略をとることにしたという。特定のメンバーでなく嵐というグループそのものが好きという“箱推し”ファンが嵐人気を拡大させてきたことを思うと、この「センターを固定しない」という戦略は結果的に成功だったといえるだろう。



 



しかし、センター失格の烙印をおされた松本の心中は、当然、穏やかではない。松本は「この決定を聞かされた途端、不機嫌な気持ちをあらわに」し、その後しばらく「仕事中、ちょっとしたことでピリピリしたり、ふてくされたり」、ときには、マネージャーに「おせーよ」「聞こえねーよ」と当たり散らすこともあったという。



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これだけでもドキドキするような内容ですね^^;



二宮さんと松本さんは、ファンの間でもなかなか絡みが見られないといわれているそうですから、ファンの方の中にはこれを見て納得する人もいるのでは。



そんな松本さんの不満をうまく聞いてあげていたのが、コミュ力が高く松本さんも一目置いていた櫻井翔さんだったそうですが、そんな櫻井さんも松本さんを不機嫌にさせる原因になってしまったことがあるそうで。



[以下引用]


それは、04年から05年にかけて青山劇場で上演されたミュージカル『ウエストサイドストーリー』でのこと。メインの役3人には櫻井と松本、大野智が選ばれたのだが、そのなかでも松本と櫻井のどちらを主役にするかで紛糾し、最終的に櫻井が主役となった。さらにスタッフのあいだでは「櫻井を(嵐の)センターとして、ちょっと意識していこうか」という合意ができあがったらしい。



櫻井が選ばれたのは、ジャニーズショップやコンサートグッズの売上げがトップだったことに加え、「メリー副社長と同じように、嵐を担当するジュリー副社長も彼をお気に入りだった」からだという。



櫻井はこうした自分のポジションを十分わかっていて、他のメンバーに対して独特の優越感があった、と著者は分析する。



「センターうんぬんについてのこだわりも櫻井は希薄だ。 いや“見た目のセンター”については、というべきか。彼は育ちのよさや賢さも含めた総合的な人間力には絶対的自信を持っていて、“事実上のセンター”は自分だと自然に考えているふしが見受けられた



櫻井の絶対的自信は、ときに不人気メンバーに対する上から目線や不満となってあらわれることもあったという。5人全員で出演していた映画の撮影現場で記念撮影をしようとしたところ、相葉雅紀と大野が見当たらず、不在に気づいたスタッフが探そうとしたそのとき、櫻井はこんなことを言い放ったのだという。



「売れてる3人、ここだから。ここで撮ろうよ」



“5人そろってこそ嵐”のはずなのに、温厚そうな櫻井が不人気メンバーはいらないと言わんばかりの発言をしていたとは驚きである。著者によると「嵐が盛り上がらないのはこの2人がイマイチだから」という、相葉と大野に対する不満が櫻井にはあったそうだ。



ちなみに櫻井が慶應ボーイというのは有名だが、実は母校愛も異常に強く、「俺は嵐でいることよりも、慶應生でいることのほうが誇りだ」とまで話していたという。



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頭も育ちもいいから上から目線になってしまうのか、そう見えてしまうのかわかりませんが、なんだか想像がつきます。



他にも、櫻井さんに不満を持たれていたリーダー・大野さんは、自分の不人気をかなり気にしており、ソロラジオ番組の公開生放送を行ったときは、本番直前まで眉間にしわを寄せ、心細そうな口調で「行きたくない。出たくない」「人、来なかったらどうしよう。来てても“あいつ、誰?”って声が聞こえちゃうのが怖いし。俺、怖いよ、それはちょっと……」などと不安を口にしていたんだとか。



以前二宮和也さんが嵐のメンバーの仲の良さについて聞かれたとき、「おそらく、極端な話すると、1回ケンカしたらもうそれで(嵐は)終わりですね。ケンカすれば、どんどん絆が深まっていくっていう人たちじゃないと思う」「みんながみんな、知らない間に気を遣って、バランスがとれてるのかもしれない」と話していましたが、そういった過去のギスギスを乗り越えた結果がそんな感じだったのかも。



他にも、嵐のメンバーが意識していたジャニーズの他グループについての記載もあるとか。



[以下引用]


嵐のメンバーがジャニーズJr.時代から気にかけていたのは、タッキーこと滝沢秀明である。嵐のデビュー会見で「あれ?タッキー、いなくない!?タッキーはどこ?」と報道陣から声があがったと本書にもあるが、Jr.時代の滝沢の存在はそれくらい圧倒的で、絶対的なエースだった。そんな滝沢よりも先にデビューしてしまった嵐の5人は、滝沢に対して「優越感と気まずさとが入り交じった微妙な感情を抱くことに」なったという。



そうして、滝沢は03年、今井翼とともにタッキー&翼としてデビューを果たすが、じつは嵐の5人はJr.内の問題をいちいちジャニー喜多川社長に“報告”する今井にも苦手意識のようなものがあったらしい。そのため、嵐はタッキー&翼を異様に意識。コンサートの楽屋でタッキー&翼のデビューアルバム『Hatachi』がBGMとして流れただけで空気がピリピリし、「これ、誰がかけてんの?」「ちょっとCDかけるのやめようよ」という空気が蔓延したという。



嵐が感じていたのは、「タキツバ、ドーンと来ちゃったらどうしよう」「俺ら、あっという間に抜かれて置いていかれるんじゃない?」という不安だった。しかし、その不安は杞憂に終わる。嵐メンバーが予想していたほど、タッキー&翼の売れ行きは芳しくなかったからだ。このとき、櫻井はしみじみとした口調で、こう言ったという。



「俺たちって、いい時期にギリギリでデビューできてよかったよね」



一方、KAT-TUNに激しい拒否反応を示していたのが二宮だという。二宮にとってとくに面白くなかったのが、亀梨和也。しかもその理由は「地元が近く、同じ野球少年で、女性の好みも似ているらしく、ある女性アイドルを亀梨と取り合ったりしているうちに、仲がこじれた」というファンにとっては聞き捨てならないものだった。



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不仲話にしても他グループを意識していた話にしても、ちょっとファンにとっては信じたくない話かもしれませんね。



実際、ネットには「公式本ではない」ということからこの本を頭から拒絶している声も見られます。



ただ、いずれのエピソードも時期やイベント、番組名などかなり具体的なことから、単なる噂話や憶測でなく、かなり近いところで嵐に接していた人物が著者であることは間違いないとのこと。



引用元には、事情を知る週刊誌記者のコメントとして、「『週女』はかなりのディープスロートを掴んだようです。著者は匿名で『元側近スタッフ一同』とされており、また内容もかなりオブラートに包んでいますが、嵐をデビュー当時から担当していた元マネージャーといわれています」とありました。



また、熱心なファンであればこそ思い当たるエピソードもあるのでは。



この本では嵐のメンバーの恋愛遍歴についても触れられているそう。



思い出されるのが5人中4人と関係を持ったという故・牧野田彩さんを始めとする数々の噂。



どこまで明かされているのかその内容が気になります。



※有吉弘行さんのツイッターはこちらから



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