現在、やしきたかじんさんの冠番組を放送している関西テレビ、テレビ大阪、読売テレビの民放3局が、一斉に冠を外すという異例の対応を行うことが明らかになりました。どうやら、百田尚樹さんがたかじんさんとさくらさんの闘病生活を描いた小説「殉愛」を巡る騒動が原因のようです。



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[以下引用]


関西テレビは9日、昨年1月に死去した歌手・やしきたかじんさん(享年64)の冠番組「たかじん胸いっぱい」(関西ローカル)を3月いっぱいでタイトル変更すると発表した。4月から放送される新番組のタイトルは「胸いっぱいサミット!」(毎週土曜正午、関西ローカル)に決定。番組担当者は「今年1月3日に一周忌の特番が無事に放送終了した段階で、次へのステップアップにしようとリニューアルの話になった」と経緯を説明した。



セットを一新し、飾ってあったたかじんさんの写真の扱いは「調整中」(番組担当者)だが、冠がなくなる以上は外されるのが当然の流れか。番組の内容や出演者については「たかじんスピリットは変えない」と変更せず、“たかじん”の冠を外すだけになりそうだ。



[東スポ]




「たかじん」の名前は徹底的に排除しても、「スピリット」は変えない…



それならどうして冠を外すのかという話もありますが…



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残る2局、現在も高視聴率を維持している読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」と、テレビ大阪の「たかじんNOマネーBLACK」も同じ流れになるとのこと。



原因はもちろん、“殉愛騒動”によるゴタゴタ。



現在、たかじんさんの長女が版元の幻冬舎に出版差し止めなどを求めて提訴し、逆にさくらさんもたかじんさんの弟子で同書を批判した打越元久氏と知人のAさんに対し損害賠償を求めて訴えるなど、泥沼の法廷闘争になっています。



[以下引用]


「『殉愛』の出版以降、冠番組を継続することについて批判する視聴者が増えた。冠を付け続けるメリットはなくなり、どの局もXデーを検討。4月の改編で外すことになった」(在阪テレビ局関係者)



たかじんさんの映像に関する権利は、すべてさくらさんに帰属。番組のタイトルに“たかじん”という冠を付け続けると放送1回につき、さくらさんに約30万円の“冠料”が支払われると噂されていた。関西テレビ関係者は「冠を外すことについて、さくらさんの了承は頂いている」と話す。



一方で、別の関係者は「少しでもたかじんさんの映像が映ったら使用料を請求してくるので、今後は特別な日以外、たかじんさんの写真や映像は、ほとんど流れなくなると思う。たかじんさんのことを好きな人は多いから名前はたくさん出てくるけど…」と語った。



[東スポ]




ということですが、関西のお茶の間で愛されたたかじんさんですから、その映像が見られなくなるというのは寂しいでしょうね…



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ちなみに「たかじんの胸いっぱい」では、たかじんさんが愛用して現在も番組進行に使われている指し棒に貼ってある似顔絵のシールさえも撤去する予定だといいます。



ただ、テレビ局側もこのような対応は本意ではないのでは?



本心では「そこまで言うなら、看板料はいらないから、たかじんスピリットを後世に伝えて下さい」という言葉を、さくらさんには期待していたような気がします。



看板料は1回の放送につき30万円ですから、一つの番組につき、月120万円がさくらさんの収入になっていたことになります。



まあ、看板料については「そういう仕組みなんだから仕方ない」という意見もあるかもしれません。



でも、たかじんさんの映像がちょっと映っただけで使用料って、ちょっとヒドイような。



『殉愛』にあるように、本当にさくらさんがお金に興味がないならば、そんなことしないでしょう。



さらに、あかるくらぶへの寄付奪還に失敗したさくらさんは、今後「たかじん」という名を使用しないよう求めたんだとか。



 遺贈の放棄を要求していた!たかじんの嫁と百田尚樹の反論



さくらさん、本当にたかじんさんのことを愛していたんでしょうか?



愛があったなら、少しでも長く名前が残るようにするはず。



百田さん、たかじんさんの前で本当に真実を書いたと言えるの?



テレビ局がここまで徹底してしまえば、たかじんさんが人々の記憶から消えてしまうのは時間の問題だと思います。



天国から見ているたかじんさん、今頃どんな気持ちなのかな…



※読んでいてスカッとします。



百田尚樹『殉愛』の真実 -

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