昨年1月3日に亡くなったやしきたかじんさんと、亡くなる3ヶ月前に入籍した3番目の妻・さくらさんの愛の日々を綴った『殉愛』が出版され、PRのために出演した『金スマ』でさくらさんの顔が公になってから始まった「殉愛騒動」が、刑事事件に発展しそうだと報じられています。

 

理由は、たかじんさんのメモとされたものが偽造されたものだから…

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長いですが、こちらで「殉愛の真実」について出版元の宝島の記事を読むことができます。

 百田尚樹『殉愛問題』が刑事事件に!? 「たかじんメモ」偽造の決定的証拠! (宝島)

 

『殉愛の真実』にはホンモノのノンフィクション作家たちによるしっかりとした裏付けを元に、様々な“真実”が書かれています。

 

そのなかでも上記リンク先では、さくらさんが金スマでも提示した、桃山学院への寄付取り消しに関わる「温井メモ」について、裁判所も認める鑑定事務所が行った筆跡鑑定と、遺言を作成した弁護士が裁判所に提出した陳述書を元に、偽造されたものであると断じています。

 

詳細はリンク先をご覧頂きたいのですが、「温井メモ」の“温井”とは桃山学院の校長のことで、たかじんさんとは古くから交流があった方です。

 

さくらさんはたかじんさんが書いたとされる「桃山に寄付受口になってもらい(略)、さくらの生活にかかってきそうなら、戻してやってほしい」という“メモ”を手に、寄付を取り消しに行ったと報じられていました。

 「さくらは一度も来なかった」「たかじんは看取りを前妻に依頼」百田尚樹『殉愛』に続々新証言

 

このメモは、今回の筆跡鑑定で「たかじんさんが書いたものではない」ことが分かり、さらに、このメモにある日付「2013.12.23」の時点ではたかじんさんの中で桃山学院は寄付先にあげられていなかったことが、弁護士の証言により明らかになっています。

 

「温井メモ」ひとつとっても非常に客観的な視点から「偽造である」と明言されているわけですが、百田さん、今頃どんなお気持ちなのでしょうか。

 

この「温井メモ」、以前全文を見た時も「(財産を)かくしもつことも考えたが、税務署が入って大さわぎになるのも…」とか、脱税の共犯依頼じゃないかと驚いたのですが、よくまあそんなメモを金スマで公開したり、メモを片手に温井さんに会いに行ったものです。しかもそれを書いたのがたかじんさんではなかったということは、詐欺を働こうとしたということです。

 温井メモ画像

 

 

ちなみに温井さんは、このメモを一目見てたかじんさんが書いたものではないと分かったそうです。

 

『殉愛の真実』のAmazonレビューを見ると、2月23日の夕方時点では星3つが一つでほかはすべて星5つ。

 

星3つを付けた方の理由も、本筋とは違うところで叩いた部分があるからということで、その他の内容については高評価でした。

 

※これがノンフィクションだと思うと怖い

百田尚樹『殉愛』の真実 -

百田尚樹『殉愛』の真実 -

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百田さんはこの『殉愛の真実』に対して、

 

「今日、『百田尚樹『殉愛』の真実』という本が宝島から出たらしい。どうやら、たかじん氏の未亡人の過去を暴いた内容らしい。昔の夫に悪口を言わせて、それを書いているとも。

 

犯罪を犯したわけでもない一女性をここまでヒステリックに執拗に叩く理由がわからん。狂った正義感か。」

 

「Amazonには『これがほんまのノンフィクションやで』と派手に謳っているが、私の本を「当事者に取材せずに書いた」と非難した人たちが、同じように当事者に取材しないで、事実の検証もしないで書いている。

 

『お前がやったようにしてやったんだ』と言うつもりかな。当事者でもないのに。」

 

などとツイートしていますが、たかじんさんと交流のあった及川眠子さんが「あなたが出した『殉愛』という本のせい」「『当事者に取材せずに書いた』のと『取材を要請したけど断られた』のではまったく意味が違います。」とスッパリ言っています。

 

本当にそのとおりですよね。

 

長女をはじめとして、「犯罪を犯した」わけでもないのに『殉愛』でとことん悪役にされた方々の心境を思うと、気の毒でなりません。

 

ただ、百田さんが『殉愛』を書いたから、いろんなことが明らかになったわけで、逆に言えば出さなかったらすべて闇に葬られていたんだと思うとゾッとします。

 

しかし、『殉愛』をノンフィクションではなく、ミステリーとかホラー小説とかに仕立てていれば、百田さんの作家人生はもう少し長かったかも・・・



ゆめいらんかね やしきたかじん伝 -

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