故・やしきたかじんさんの長女がベストセラー作家である百田尚樹さんのノンフィクション「殉愛」の出版差し止めなどを求めて訴訟を起こしました。

長女はやしきさんと最初の妻との間に生まれた人で、「殉愛」の中での表現が事実と異なり、プライバシーを侵害されたとしています。

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[以下引用]

訴状によると、百田さんはやしきさんと昨年10月に再婚した妻との闘病生活をまとめた「殉愛」を今月5日に出版した。長女側は「再婚した妻側の話を無批判に受け入れた内容で、親族らに取材していない」と主張。長女がやしきさんに金を無心するなど、確執があったように書かれているとして「事実に反した内容で父親への思いや名誉を傷つけられた」と訴えている。

幻冬舎は「担当者がおらずコメントできない」としている。

[日刊スポーツ]



本を読んだ人は、長女はたかじんさんにお金を無心し、二人の間には確執があったんだと思うでしょうね。

なんせ「ノンフィクション」を謳っているわけですから。

事実はこの訴訟の中で出てくるのでしょうが、しかしまあ百田さんと出版社の幻冬舎は、親族に取材もせず、さくらさんの言い分だけで「ノンフィクション」とすることに不安はなかったのでしょうか。

実際、公開されたたかじんさんのメモとされるものを一般人が検証するだけで、疑惑はいくらでも出てきます。

↓こちらに筆跡鑑定や元弟子の方の反論、鶴瓶さんの話などまとまっており、説得力あります。

 やしきたかじんの晩年描いた百田尚樹氏の「殉愛」、長女が出版差し止め求め提訴

たかじんさんとさくらさんが出会った時にさくらさんはイタリア人の夫がいたという重大な事実を書かず、一方でたかじんさんの娘や元マネジャーをとことん悪者にしておきながら、しかし裏取りはしないと。

素人でもそんな状態でよく出したなと思うのですが、それには幻冬舎の厳しい懐事情が関係したようです。

[以下引用]

「実は、幻冬舎は経営が悪化していて、今年前期の決算もかなりまずい状況だった。雑誌も書籍もまったくと言っていいほど売れない中で、唯一売れたのが、4月に出た百田の『プリズム』の文庫。そこで幻冬舎が『なんでもいいから百田に書かせよう!』として動きだしたのが、『殉愛』だったそうです。幻冬舎には本来、ノンフィクション作品のノウハウを持った編集者がいないそうで、取材力もないのに『売れるから』という理由だけで飛びつき、挙げ句、あんな作品を作ってしまった。他社からは、冷たい目を向けられている幻冬舎ですが、社内は『とりあえず売り上げは確保されたから、リストラは多少減るかも』『炎上商法でバカ売れして万々歳』と、お祭りムードだそうです」(別の書籍編集者)

[サイゾーウーマン]



出版社である幻冬舎は、目先のことしか考えていなかったということですね。

リストラが減ったと喜んだといいますが、今はどんな空気が流れているんでしょうか。

さくらさんのイタリア人夫の件は百田さんが「自分のミス」としていますが、そういう大事なことを隠している時点で作品の信ぴょう性が薄れます。

さらに、同書では元マネージャーが1000万円を着服したとし、百田さんは「彼は司法の場で裁かれる日が来る」とまで書いていますが、もしも違った場合、百田さんの築いてきた地位が揺らぐことになるのでは。

もちろん、そうまで書いたからにはしっかりした証拠があるんでしょうけれど。

この「殉愛」を巡っては、出版直後からネット上で批判が相次いでいます。

Amazonのレビューに対しては、百田さんがツイッターで「未亡人に対する誹謗(ひぼう)中傷がひどすぎる! 実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける。本当に人間のクズみたいな人間だと思う!」などと反論していましたが、生前のたかじんさんとはまったく交流がなかった百田さんが、「実態」「真実」という言葉を使うのって勇気があるなあと感心します。

※レビューは今も酷評続きです

殉愛 -
殉愛 -

[Amazon]

一方で、たかじんさんに多くの詞を提供し、さくらさんもマネージャーも知る及川眠子さんが「実態と真実をちょぴっとだけ知ってる人間が、ちゃんと実名を出して問うている。でも答えてもらえない。私じゃ役不足ですかぁ?」などとツイートすると、百田さんは「ヒステリックな正義感(?)を振りかざして他人を攻撃する人間も腹立たしいが、この機に乗じて売名行為する作詞家というのも実に厄介や」などと反応。

百田さんの著書「殉愛」にも引用した詞を書いている人なのに、百田さん、大丈夫ですかと心配になります。

及川さんによると、犯罪者に仕立てあげられたマネージャーはたかじんさんを守るために、おそらく訴えることはないだろうとのこと。

ですが、本のレビューにもあったように、「殉愛」がたかじんさんですら魅力的でなく描かれ、唯一さくらさんだけが天使のように書かれて、ワイドショーもそれを追っているような状態では、娘さんも長年苦楽をともにしてきたスタッフも、そしてたかじんさんも浮かばれません。

ネットでも娘さんを応援する声が多くあがっていますが、さくらさんが葬儀にたかじんさんの母親を呼ばなかった理由や遺骨を見て「マカロンみたい」と言ったとか、そういったところがはっきりすれば、今回の件の胡散臭さの真相もはっきりすると思います。

 遺骨を「マカロンみたい」やしきたかじんの再婚相手の不可解な言動。「私は韓国人」という発言も

たかじんさんが生前親しくしていた北新地のママは、「じんちゃんはよく照れ隠しで親族について『もうあんな奴らと関わらんでええ』と言っていました。でもそれが誰よりも人を大切にしはったじんちゃんの本音のはずはない。友人に対しても『俺が死んだら何千万円でも使って、関わってきた人を呼んでドンチャン騒ぎをしてくれ』って言ってましたから」とコメントしていました。

今のような泥仕合ではなく、できればこの言葉の通り、賑やかに送り出してあげられたらよかったんですけどね。

ひらめきたかじんさんの弟子が百田尚樹へ反論!

音声あり → ranking reading reading ranking

※及川眠子さん作詞。「悲しくて悔しくて 泣いて泣いてばかりいたけど~♪」

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※百田尚樹さんのツイッターはこちらから

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