佐村河内守氏が実際は作曲をしていなかった騒動で一躍注目を浴びたゴーストライター。しかし、映画や小説など多彩な才能の持ち主として知られるあのビートたけしさんも、実は「全てゴーストライターが書いている」んだとか。

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※そうなんだ…

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先日、指原莉乃さんが『逆転力~ピンチを待て~』の出版会見で、「自分では書いていない。インタビュー形式で、ライターがまとめたものです」と堂々と告白したように、エッセイやビジネス書、実用書などについては、著名人や識者のインタビューをゴーストライターが書き起こして本にするという手法があり、珍しいことではないそうです。

しかし、たけしさんの場合は小説だということで、よく思わない人も多いんだとか。

[以下引用]

「たけしの著書は、小説もゴーストライターが書いていますよ。口述を編集者が再構成して、作品にまとめています。エッセイも含めれば太田出版、幻冬舎、新潮社、小学館、祥伝社など多くの出版社がたけしの著書を出していますが、編集者のセンスと力量次第で質や売り上げが決まるため、たけしに付いた編集者は『腕の振るいどころ!』とばかりに張り切るそうです。しかし、作家個人のオリジナリティーが評価され、“芸術作品”としても位置付けられる小説でもゴーストを使っていることについては、眉をひそめる関係者もいます」(書籍編集者)

[日刊サイゾー]



これ、本当ですかね?

佐村河内さんの件が明らかになったとき、たけしさんはかなりノリノリで、佐村河内さんをネタにしてたんですけどね…

…と思い、調べてみたら、本人があっさりそう話しているんですね。

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こちらの本で、「連載コラムや著書の文章のほとんどは、本人が多忙であるため、北野武が口述し、それをライターに文章として起こしてもらっている」(ウィキペディアより引用)と明かしているんだそう。

確かに、がっつり机に向かって文章を練るのは時間がかかりますからね。

たけしさんくらいあっさり言われると、前述したエッセイやビジネス書、実用書はゴーストライターが書くという「手法」がある、というのと同義な感じまでしてくるのですが、それもおかしいでしょうか^^;

今年3月、ホリエモンこと堀江貴文さんもゴーストライターを使っていたことを暴露されていましたが、そもそもタレントとはそういうものなようです。

 漫画家・佐藤秀峰が暴露した堀江貴文の秘密

[以下引用]

「自分で書いているタレントもちゃんと存在します。さだまさし、劇団ひとり、爆笑問題の太田光あたりは自筆です。押切もえも、自分で書いている上にクオリティーが高いと、編集者の間で評判です。品川ヒロシは『文章がヘタだからゴーストではないだろう』と言われていますね。逆にゴーストを使っているのは、劇団ひとり以外の幻冬舎から出しているタレント全員とうわさされています。NEWSの加藤シゲアキに関しては、角川書店以外からの執筆依頼は断っていたので、『ゴーストでは?』と疑う編集者もいましたが、『SPA!』(扶桑社)で新連載がスタートするため、本人執筆でしょう」(同)

[日刊サイゾー]



幻冬舎の劇団ひとりさん以外、というと、もう、それはそれは多くの本が該当してしまいます。

たとえば、郷ひろみさんの「ダディ」、唐沢寿明さんの「ふたり」、EXILEのATSUSHIさんの「天音」、松本人志さんの「松本坊主」、浜田雅功さんの「がんさく」…挙げればキリがありません。

※ビジネス書まで9割がゴーストライターだとか

ビジネス書の9割はゴーストライター/吉田典史

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その昔、松本伊代さんが著書について「まだ読んでない」と発言したように、むかーしから当たり前のように存在するんでしょうね、ゴーストライターって。

みんながやってるし、で、罪悪感とかもなさそうです。

まあ、本業はほかにあるタレントさんはそれでもまだいいのかもしれません。

残念なことに、本業にゴーストライター疑惑のある人までいますし…

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