12月15日に最終回を迎えた木村拓哉さん主演の「安堂ロイド」の視聴率が12.6%と発表されました。

あまりにビミョーなその数字に「キムタク終了」の声もさらに大きくなりますが、キムタクだけでなく、今クールのジャニーズドラマが全てコケたことで、今後のドラマ作りが変わるという見方があります。

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安堂ロイドの全視聴率はこちら

第1話 19.2%

第2話 15.2%

第3話 13.2%

第4話 10.3%

第5話 11.5%

第6話 11.4%

第7話 11.2%

第8話 10.7%

第9話 10.3%

第10話 12.6%

全話平均 12.56%


視聴率王と言われたキムタクにしては、「…」な結果です。

今年の秋クールのドラマには多くのジャニタレドラマがありましたが、結果としてどれもこれもイマイチな結果でした。

[以下引用]

もっとも注目されていたのが、木村拓哉『安堂ロイド』(TBS系日曜夜9時)だが、平均12%に沈んだ。「キムタクのドラマだから、悪くても採算ラインの15%はいくだろうとTBS編成は読んでいた。1回目19.2%、2回目が15.2%とまずまずだった。だが、あまりに内容が難解かつお粗末だったため、次第に落ち始め、9回目は10%を切る目前にまで下落。キムタク人気の凋落も理由として挙げられています」(ドラマ制作関係者)

ジャニーズタレントが出ている他のドラマも惨敗だらけだ。

錦戸亮『陰陽屋へようこそ』(フジ系火曜夜10時)が8%、亀梨和也『東京バンドワゴン』(日本テレビ系土曜夜9時)が7%、長瀬智也『クロコーチ』(TBS系金曜夜10時)が9%、草なぎ剛『独身貴族』(フジ系木曜夜10時)が11%、滝沢秀明『真夜中のパン屋さん』(NHK火曜夜10時)が5%とひと桁台が目立つドラマばかりだ。

問題はどこにあるのか。

各局とも、ドラマの作り方が“タレント先行型”になっているのが根本的な要因との指摘は多い。ジャニーズのタレントは半年前に抑えないとスケジュールが取れないという。それで早めに抑え、その人物のためにドラマの企画やストーリーなどの詳細を合わせて決めている実態がよくないというわけだ。

「今回の総コケで、各局はドラマ作りを見直そうとしている。大ヒットしたTBS系『半沢直樹』の主役、堺雅人は数字を持ってはいるが、それほど大物でもなく、さほど期待されてもいなかった。でも、大化けした。つまり、頂点直前のタレントを起用し、爆発させるという堺雅人型のタレントを主役に起用し、数多く制作して行くという方向へ舵を切り始めています」(前出・ドラマ制作関係者)

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ジャニーズ・タレントは、ドラマから捨てられる運命か?

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このところ言い尽くされている内容ですね。

ジャニーズドラマが低迷しているのは事実ですが、作り方も低視聴率なのも、基本的にはジャニーズ以外のどのドラマも似たようなものな気がします。

参考までに、12月16日早朝時点での今クールのドラマの平均視聴率ランキングです。

*1位 22.23% ドクターX~外科医・大門未知子~

*2位 18.11% リーガル・ハイ

*3位 12.56% 安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~

*4位 11.89% ミス・パイロット

*5位 11.54% 独身貴族

*6位 11.07% 海の上の診療所

*7位 *9.39% クロコーチ

*8位 *8.75% よろず占い処~陰陽屋へようこそ~

*9位 *8.00% 刑事のまなざし

10位 *7.51% 都市伝説の女(終)

11位 *7.41% ダンダリン~労働基準監督官~(終)

12位 *7.09% 東京バンドワゴン~下町大家族物語~

13位 *6.63% 刑事吉永誠一~涙の事件6簿~

14位 *6.31% ハニートラップ

15位 *4.59% 家族の裏事情

16位 *3.84% 夫のカノジョ(終)

ドラマ視聴率速報 2013年秋ドラマ視聴率ランキングより引用


「ドクターX」と「リーガルハイ」だけ群を抜いていますが、「秋クールは在宅率が上がり視聴率も上がる」と言われていたのがウソのような低視聴率ドラマばかりです。

日テレ竹内結子さん主演「ダンダリン」は年間の視聴率競争で勝つために日テレが用意した切り札と言われ、週刊文春には日テレ関係者の次のようなコメントがありました。

「話題のブラック企業に毅然と立ち向かう女性監督官の話。タイムリーだし『半沢直樹』のような〝正義は勝つ〟という時代劇気質もある。それにタイトルは役名の段田凛。半沢のように役名をタイトルにするとヒットすると言われてますしね」

つまり、「半沢直樹」のような成功をイメージしたものの、失敗したんですね。

「リーガルハイ」は「半沢直樹」の大当たり前に続編が発表されていましたが、今後、同じように堺雅人さんを使い続けるんだとしたら、やっぱり「タレント先行型」と同じ結果が待っているような。

最後に本当にジャニーズドラマが不振なのか、「日経エンタテインメント」に掲載されていた2013年の連続ドラマ視聴率ランキングの10位までを引用します。

*1位 半沢直樹 29.1%

*2位 ドクターX 21.9%

*3位 ごちそうさん 21.5%

*4位 あまちゃん 20.6%

*5位 ガリレオ 19.8%

*6位 リーガルハイ 18.5%

*7位 DOCTORS2 最強の名医 18.2%

*8位 相棒 season12 17.6%

*9位 純と愛 17.1%

10位 相棒 season11 16.9%


年間のヒットランキング10位までにジャニーズドラマが一つも入っていないことからも、ジャニーズドラマの“終わってる感”はあります。

そして、ジャニーズタレントのドラマの中で平均視聴率を比較すると、櫻井翔さんの「家族ゲーム」が13.0%でトップ、その次が「安堂ロイド」で12.56%、そして山下智久さんの「SUMMER NUDE」が12.53%で続きます。

ドラマの評価も俳優としての評価も視聴率だけではないですが、指標のひとつにはなります。

ジャニーズもただタレントをドラマで主演させても結果が伴わないと評価を下げるだけですし、しっかり脚本を選んで出演させたほうが良さそうですね。

ひらめきキムタクの投球フォームが…

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